2017年11月17日金曜日

国公立志望者諸君へ~①入試方式について~

こんにちは。
岐阜駅前校アドバイザーの山室です。

今回から、国公立大学を志望されている方への情報共有ということでいきたいと思います!

ということで、第1回は
入試方式についてで行きます!

国公立大学の入試制度は、所謂分離・分割方式、と言われています。

センター試験(一次試験)+大学独自試験(二次試験)という形式で、
前期・(中期)・後期日程と複数の日程で、
行われる試験となっております。

①についてですが、センター試験での得点率をベースに、二次試験の得点と合算した上で、合否を出す。という形式です。
ここで特に注意が必要なのが、センタ試験の配点と二次試験の配点は大学ごと学部ごとに異なる。という点です。

例えば、東京大学の場合、全学部においてセンター試験:二次試験の配点が110:440ということで、二次試験の比重が非常に高く、しっかりと二次試験の対策をしなければならない。
ということになり、
一方岐阜大学の応用生物学部では、センター試験:二次試験の配点が950:400ということで、センター試験の比重が高くなっています。この場合、二次での逆転が困難になるため、センター試験の得点を多くとっていたほうが有利になります。

必ず確認をしておきましょう。勉強の指針も、これによって大きく変わる事になります。

②についてですが、中期は一部の大学で実施されていて、必ずしも全大学にある日程ではないので、まず注意が必要です。この辺りだと、岐阜薬科大学が中期日程での受験を実施しております。
また、最近では、東京大学や京都大学をはじめ、後期の日程を廃止していく大学が増えてきています。よって、国公立大学の受験機会が減ってきている現状となっておりますし、基本的には前期日程の方が募集人員が多くなっておりますので、前期日程で第一志望を受けることが一般的と言われています。

このように、形式・日程の情報を持っているかいないかで受ける大学を選択していくことも重要になってくるかと思います。
今一度、受験予定の大学って配点どうなっているんだろう?
と確認してみることをお勧めします。

ご質問等あれば、お気軽に校舎までお越しください!!

TEL→058-215-5806

お待ちしております。

河合塾マナビス岐阜駅前校
山室 優也